ジャニオタがコンサートや舞台に行く時の必需品といえば「双眼鏡」ですよね。
コンサートや舞台に行くことが決まって、いざ双眼鏡を買おう!と思ってもどれがいいのか分からず悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
種類が多くて金額もバラバラだから、どれが自分に合ったものなのか分からない…
双眼鏡は、性能や特徴によって種類も豊富で、金額も数千円〜10万円くらいするものまでかなり幅広いです。
そこで今回の記事では、ジャニオタ目線でコンサートや舞台で使える双眼鏡の選び方やポイント、注意点について解説します。
ジャニオタの双眼鏡選びで重要なのは倍率よりも明るさです!倍率に目が行きがちですが、コンサートや舞台では明るさによって見え方に大きな差が出ます。
これを見れば、初心者でも自分に合った双眼鏡を見つけることができるはず。ぜひ、双眼鏡選びの参考にしてみてください!
双眼鏡を買う前に考えること
まず双眼鏡を買う前に、自分が双眼鏡を選ぶ上でどこを一番重視したいのかを考えるようにしましょう。
重視したいポイントによって、双眼鏡の特徴や値段もかなり変わってきますので、あらかじめ自分の中で選ぶ軸を考えておくとスムーズに選ぶことができます!
ジャニオタが双眼鏡選びで重視したいポイントとしては、主に以下のようなものが考えられます。
それぞれのポイントについて、解説していきます。
双眼鏡の選び方
明るさ
ジャニオタが主に使用するコンサートや舞台観劇では、ステージには照明が当たっていますが客席は暗くなっています。
そのため、明るさがかなり重要なポイントとなります。
明るさが減ると、視界が暗くなって対象がはっきりと見えづらくなったり、目にかかる負担も大きくなります。
数字が大きいほど明るくなるので、なるべく数値が大きいものを選ぶようにしましょう。
少なくとも6以上あるものがオススメです!
商品ページに明るさが記載されているので、その数字が5以上あるものを選ぶようにしましょう。
商品によっては明るさ数値の記載がないものもあります。その場合は「対物レンズ有効径」をチェックしましょう。
「対物レンズ有効径」は対物レンズ(目を当てない方)の大きさを表す数字で、レンズが大きくなるほど入ってくる光の量も多くなるので明るくなります。
8×25の右側の25という数字が「レンズの有効径」を表しています。
コンパクトな双眼鏡でレンズの有効径が小さくなると、明るさは減ります。コンサートや舞台は暗い場所での使用になるため、できれば25mm以上のレンズを選ぶことをオススメします!
倍率
双眼鏡と言って、一番に思いつくのが倍率という方も多いと思います。
倍率は肉眼で見た時と比べて「どれだけ大きく見れるか」を表していて、数字が大きくなるほど、よりアップで見ることができます。
4倍から数十倍までさまざまな倍率の双眼鏡がありますが、ジャニオタが舞台やコンサートで使用するには8倍か10倍をオススメします!
双眼鏡の商品に「8×25」と書かれていた場合、左側の8が倍率を表しています。
初心者の人は勘違いしがちですが、倍率は高ければ良いというものではありません。
倍率が高くなると手ブレが大きくなったり、視界が狭くなって見えにくくなるというデメリットがあります。
したがって、あまり倍率が高すぎない8倍か10倍のものがオススメです!
8倍、10倍の双眼鏡は、劇場・ホール・アリーナ・ドームなどさまざまな規模の会場でも使いやすいです。
ドーム規模の会場メインで、常に自担の顔をアップで見たい!という人であれば、10倍以上でもいいと思いますが、その場合かなり手ブレが大きくなるので、防振機能がついているものをオススメします。
おすすめの双眼鏡は以下の記事をご覧ください!
8倍と10倍、どっちがいい?
実際に双眼鏡を選ぶ時、8倍と10倍どっちがいいんだろう…と悩みますよね。
倍率に対してそこまで強いこだわりがなければ、8倍の双眼鏡をオススメします。
ちなみに、8倍と10倍で見え方はこのように変わります。(イメージです)
倍率は高ければいいというものではなく、コンサートや舞台では倍率よりも明るさなど、どれだけ視界がキレイに見えるかを優先した方が満足度は高いです。
近く見えても、暗かったり手ブレで視界がブレてしまうとかなりストレスがたまります。
私が今使っている双眼鏡も8倍で、200人くらいの小劇場からドームまでさまざまな規模の会場で使用してきましたが問題なく見えています!(ドーム規模で遠い席からだと倍率が足りないな…と感じることはありました)
▼私が使っている双眼鏡
10倍の双眼鏡を選ぶ場合は、明るさがあって、できれば防振機能が付いている双眼鏡を選ぶことをオススメします!
>> 双眼鏡は8倍と10倍どっちがいい?ジャニオタ目線でコンサートや観劇に最適な倍率を解説!
防振機能
双眼鏡の中には、手ブレ補正機能がついている防振双眼鏡があります。
オタクなら一度は聞いたことがある、使ってみたいと思っている人も多いと思います。
双眼鏡は倍率が高くなるにつれて手ブレが大きくなり、せっかく推しの顔をアップで見れているのに視界がブレブレではっきりと見えづらくなってしまいます。
その手ブレを自動で抑えて、クリアな状態でストレスなく見えるようにしてくれるのが防振双眼鏡です。
実際に私も使用したことがあるのですが、手ブレがなくなるとこんなにキレイにストレスなく見れるんだ!と衝撃でした笑
オタクにとって最高のアイテムですが、その分普通の双眼鏡より値段が高く(5〜10万円程度)、双眼鏡自体も大きく(重く)なります。
ただ、防振双眼鏡を使っている人は「一度使ったらもう手放せない…」という方も多く、値段が高い分、満足度と値段分の価値は十分にあると思います。
防振双眼鏡は購入前にレンタルがおすすめ
そうは言っても、さすがに高くて手が出せない…という方もいますよね。
そんな方は、まずはレンタルで試してみることをオススメします!
買うと5万円以上する防振双眼鏡ですが、レンタルサービスを利用すると5,000〜7,000円程度でお試しができます!
実際私もまだ購入してはいないのですが、レンタルで何度か試しました。
郵送で受け取って、使用後は受け取った時と同じように梱包して返送するだけなので、手間もかからず便利です。
自宅だけでなく、ホテルや空港での受取に対応しているサービスもあるので、遠征先での使用でも荷物を増やさずに借りることができます。
金額がネックになっている人は、まずはレンタルで使ってみてから購入を検討してみてはいかがでしょうか?
重さ・大きさ
コンサートや舞台で2〜3時間続けて使用することを考えると、双眼鏡の軽さも選ぶ際にかなり重要なポイントとなります。
重い双眼鏡を持って長時間覗いていると、だんだん腕が疲れてきて手ブレも大きくなります。また、双眼鏡本体が大きいと手の小さい女性などは持つのが大変です。
舞台は座って見ているので、使わない時は膝の上に置いて休憩したりできますが、コンサートでは基本立った状態で双眼鏡を使います。
ずっと手に持っているか首から下げる状態で使うため、軽い双眼鏡の方が体への負担や疲労は小さくなります。
防振双眼鏡やレンズが大きい(明るい)双眼鏡ほど大きく重くなるので、重さ(大きさ)を我慢して性能を重視するのか、性能よりも軽くて扱いやすいものを選ぶのか、どちらが良いのか考えて選ぶようにしましょう!
値段
双眼鏡は、3,000円くらいの手頃なものから10万円くらいするものまで、値段も幅広いです。
双眼鏡の性能が良くなるほど、値段も高くなっていきます。
自分自身の予算(どれくらいお金をかけれるか)と、欲しい双眼鏡の性能を合わせて考えた上で選ぶようにしましょう。
一度だけの使用であれば2,000〜3,000円のものでも十分ですが、何度も長く使用していく予定であれば1万円前後のものを選ぶことをオススメします。
視野の広さ
コンサートや舞台でダンスなどの動きが大きいものを見るときに、視野(見える範囲)が広いとストレスなく見ることができます。
また、多くの出演者がいる中で見つけたい人を探す場合も、視野が広いと時間をかけずに見つけることができて便利です。
視野の広さは、「実視界」の数字を見ると分かります。
できるだけ広範囲で見たい人は数字が大きいもの、6.0°以上あるものを選ぶことをオススメします!
一般的に倍率が高くなると実視界は狭くなるため、倍率と合わせてチェックするようにしましょう。
視界のクリアさ
双眼鏡で見るときに、視界がぼやけたり暗くなったらストレスが溜まりますよね…
双眼鏡の視界のクリアさに大きく影響しているのが、レンズのコーティングです。
双眼鏡には光の反射を抑えてなるべく多く光を取り込むようにコーティングがされており、種類によって、その双眼鏡でどれだけクリアに見えるかが変わってきます。
いくつか種類がありますが、マルチコート(多層膜コーティング)やフルマルチコートと書かれている商品を選ぶようにしましょう!
単層コーティングのものは、マルチコートに比べて光の反射が多くなり、視界がぼやっとして暗くなったり見えづらくなります。
ビクセン・ニコン・ケンコーなどの有名なメーカーの商品は、基本的にマルチコートになっていることが多いですが、少し古い商品だと単層コーティングの可能性もあります。
倍率や明るさは同じなのに安い…と思っても、レンズコーティングが単層コーティングになっていることもありえるので注意しましょう。
まとめ
今回は、ジャニオタ目線での双眼鏡の選び方について解説してきました。
ジャニオタの必須アイテムとも言える双眼鏡、自分が使用する会場規模や重視したいポイント、金額を考えて選ぶことが大切です。
いろいろ考えたけど、結局どれ重視すれば良いかよく分からない…という人は、とりあえずこの3つを見て決めれば間違いないです!
- 倍率(8倍 or 10倍)
8倍 ➡︎ そこまでこだわりがない、値段を抑えたい人
10倍 ➡︎ より大きく見たい人 - 明るさ(数値が高い方が明るくて見やすい)
- 値段
みなさんがコンサートや舞台で満足できるような最適な双眼鏡選びのために、参考にしていただけると嬉しいです!
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